今年に入ってすぐに計画していた京都。
母から 祖母が使っていた数珠をお焚き上げしたいということで、数珠供養で有名な「赤山禅寺」に行ってみようかなと。
そこに年賀状で高校の同級生から「京都のカフェで働いています」との便りが届き、カフェ行も決定。
2月13日 夜勤明けで伊丹空港経由で 京都。
宿に荷物を預けて、早速 同級生が働いていると連絡のあった「d&department kyoto」へ。
仏光寺の境内にあるお店で、迷わず行けました。
入店して、すぐ判った同級生。
高校を卒業して以来の再会だったけれど、わかるもんだなぁ（笑）
席は境内の 大きなイチョウと しだれ桜が見える席を ご予約席で取っておいてくれてました。
すごく嬉しかった。
約28時間ぶりのご飯。
ドライカレーを頂きました。
その後、同級生 お手製で一押しという「パフェ」も頂きました。
どちらも本当に美味しくて、なぜ今まで来なかったんだろうと。
同級生が働いているという事を抜きにしても、通いたいお店になりました。
食事後に、久々に話が出来ました。
約25年のブランクが 一気に縮まった。
最初は 食品メーカーに勤務していた同級生。
あるとき、「京都に住みたい」と会社を辞め、いきなり京都に引っ越してしまった・・・。
今は、このカフェの料理長！（完全にスイーツ男子になっていた）
高校の時、3年間 結構ハードだった吹奏楽部で隣の席でお互い頑張っていたけれど、あの頃は音楽の音作りの話ばかりだった（笑）
メニュー作りも 季節に合わせて変えてるようで、「メニュー考えるの大変じゃない？」って聞いたら
「スイーツ好きだから 苦じゃないよ」って 笑顔で答えてくれた。
あぁ・・・本当に好きな場所で 好きな事が出来ているんだな って それが出来ていない私には、すごくうらやましくて、眩しくみえました。
京都で苦労してたのは知っていたから、ほんとに元気そうで、楽しそうで、こちらも嬉しかった。
また来るね～～ってお互い笑顔でバイバイして 私は宿に戻って18時に爆睡。
翌日 2月14日
終日 雪予報。
修学院のバス停から 徒歩で約25分ぐらい。
「赤山禅寺」到着。
無事 祖母の数珠のお焚き上げのお願いが出来ました。
他に参拝者もいなかったので、御朱印を頂きながら お寺の事を色々教えて頂けました。
京都の鬼門にあるそうで、「お寺の本堂の屋根に猿」がいるので、ぜひ見て行ってくださいとの事。
鬼門を守ってる猿との事で、ごついのを想像していましたが、結構可愛かった（笑）
その後は、先日まで 大河ドラマの「龍馬伝」（福山雅治 主演）を一気に見ていたので、坂本龍馬や桂小五郎のお墓参りへ。
坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓には 結構お参りする人がいたけれど、一番上の 桂小五郎や 高杉晋作、久坂玄瑞のお墓には誰もいなくて、静かにお参りができました。
幕末オタクな私には最高な方々なんだけれど。
みんな今の私より年下で亡くなっているから（桂小五郎ですら 45才で亡くなっている）、私は何やってるんだと 本当に自分の情けなさを痛感。自分に気合をいれて墓地を後にしました。
その後は、安井金毘羅神社・八坂神社に行く前に「ひさご」の親子丼。
結局 勉強より ご飯優先（トホホ）
京都に来ると ほぼ必ず寄っているお店。
いつも 長蛇の列なんだけれど、運よく席が空いていた。 12時30分でこの状況は奇跡に近かった。
神社をお参りしながら、宿に帰って幕末史を見直ししてました。
本日2月15日
伊丹空港 11：00の 551蓬莱のランチを食べるべく京都を出発。
10：30に空港に着き、予定のご飯を食べ、チルドの「空港セット」を買って帰って来ました。
浜松町駅で 京浜東北線に乗り換えなのですが、来たのは丁度「南浦和」行き。
ゆっくり終点で降りられると、551の手土産を頭上の棚に乗せ、うとうとしながら南浦和下車。
改札を抜けて、SUICAの残高が無くなりかけていたので、チャージをしたときに気が付いた。
「551 車内に置き忘れた！」
慌ててホームに戻った時、無情にもに電車は 折り返しで東京方面に出て行ってしまった・・・
しばし呆然。
いや！ ぼ～～っとしている場合じゃない！
駅員さんに 「今の電車の1号車の網棚に忘れ物をしました」と即 報告。
駅員さんから 何をお忘れですか？ と
「・・・豚まんと焼売が入った551と書いてある紙バックです」
しばし 駅員さん固まる（たぶん笑いを堪えていたようだ）
いろいろ手配して頂いて、日暮里の駅で捜索を決定していただいたので、私もすぐに日暮里へ。
頼む～～～ 大事な豚まんと焼売なんだよ～～～。
祈りながら 日暮里に到着。
日暮里の駅員さんに「南浦和の駅で忘れ物の捜索のお願いをしたのですが」
ここでも聞かれた「お忘れ物はなんですか？」
「・・・豚まんと焼売が入った551と書いてある紙バックです」
本当に恥ずかしい・・・。
必死で 豚まんと焼売を捜索する羽目になるとは。
「ございましたので、身分証明書の提示を」
良かったぁ～～～～。
帰りは551の紙袋を抱えて 南浦和まで帰って来ました。
もう 網棚には載せない！
南浦和の駅員さんにも 御礼をして、予定より1時間30分遅れで自宅に到着しました。
最後の最後で がっつり疲れてしまったけれど（100％ 自分が悪い）思い出に残る旅になりました。
明日からまた通常生活に戻ります。
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