作家:伊集院静

 本日 残念なニュースがあった。
 作家「伊集院静」さんがお亡くなりになった。

 毎年 1月15日4月1日
 年に2回、新聞の朝刊を見るのを楽しみにしていた。

 サントリーの広告で、1月20日は「二十歳の君へ」 4月1日は「働く君へ」
 メッセージを寄せていたから。

 新成人と新社会人に宛てて、毎年寄せられる短いメッセージだけれど、仕事が嫌になった時は、必ずこの「贈る言葉」を読んでいる。
 実は 1週間前も読み返したばかりだった。

 講談社から出版されている「大人の流儀」シリーズも全巻持っていて、ときたま1冊持って旅先のホテルで読んでいる。

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 大人の流儀シリーズの8巻には、直筆サインが入っている。
 
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 伊集院さんの言葉は厳しいけれど、本当にそのとおりだと共感し、こういう人になりたいと尊敬する方でもあった。

 スポーツ、とりわけ野球・競馬・競輪が大好きで、麻雀もプロ級。お酒の飲み方も半端なかったのは有名。
 でも、「誇りと品格」を尊び、礼儀に厳しい方だった。
 
 武豊も伊集院さんが京都に住んでいた時に、食事に一緒に行き、格好いい食事の仕方を教わったそうだ。
 今は、武豊が後輩の騎手と食事に行くときは、伊集院さんのような格好いい振る舞いを心掛けていると言っていた。

 「酒は品よく飲みなさい。人も酒も品格だ」
 新社会人に贈られた言葉だけれど、もちろん今の私にも響く言葉だ。

 めちゃめちゃ落ち込むこともあるけれど、「ずっと不幸というのはあり得ないんだ」と伊集院さんの言葉に救われている。

 これからも、作家:伊集院静の書籍を読み返す日々が続きます。
 
 来年からメッセージの広告が見られなくなるのが、とても残念です。

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