本日 期間限定(2週間)上映の「君の名は。」のIMAX版 見に行ってきました。
「君の名は。」を見るのは今日で3回目。
1回見て、飛騨高山に行った後に2回目、で本日IMAX版で3回目。
かなり早めに映画館に行ってチケットを購入しましたが、それでも後方だけしか空いてませんでした。
たぶんリピーター率が半端無いんでしょう。
自分でも なんで数回も見に行くんだろう? と謎であり、今日はそれを確かめに・・・って感じでした。
で、IMAX版。
音響が凄いですね。「防災無線」のシーンは四方八方からサイレンが鳴ってる感じでした。
映画を見ていて、あっと思ったセリフ
一番最初
「朝、目が覚めるとなぜか泣いている。こういうことが私には時々ある。」
「見ていたはずの夢は、いつも思い出せない。」
こういう事は日常生活でも実際にある・・・。
「今はもう存在しない町のあたりまえの風景に、なぜこんなにも、俺の心は苦しくなるのだろう」
今はもう存在しない町の あたりまえの風景・・・。
私の場合は町はあるけれど、「風景」は存在していない事がとても多い・・・。
夏祭りをやっていた小学校は廃校になり、虫取り網を担いで歩いた「あぜ道」は舗装道路に。
今でも私の中での函館空港は 「水色の魚市場みたいな田舎の空港」なんだよなあ・・・。 今はおしゃれなガラス張りになっちゃったけど(笑)
子供(小学生)の時、その函館空港からジャンボジェット機に乗って東京に来た翌日に御巣鷹山の事故が起きて、 同じ飛行機が墜落したと勝手に思い込んだ(当時は函館には全日空しか飛んでなかったから100%無いんだけど) 私は「飛行機に乗らない」と言い出して 結局 高校卒業するまで ずっと青森-上野間は寝台列車、函館‐青森間は 青函連絡船 ・・・。
なぜか上野から青森に着いて 青森の桟橋をリュックを担いで 猛ダッシュした事だけが残ってる・・・。
子供心に 「なんでみんなで徒競走するんだろう・・・」と。
さすがに高学年になってからは、「早い者勝ちの良い席を取るために寝台列車から連絡船まで桟橋を走るんだ」と理解しましたが(笑)
あの 行商のお婆ちゃんからサラリーマンまで 全員走った光景も 「今は存在しない光景」
「君の名は。」の観客が、だんだん年齢が高くなってきてるのは、何かしら「今は存在しない光景」をみんな持っていて、共感する部分があるんじゃないかと勝手に思いました。
明日は 超高級ピアノ Steinway& Sons (2000万円超)、友人にくっついて見に行ってきます。
(人差し指一本で ドレミファソラシド やってみよう)
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