2006年7月から、書き溜めだした「やってみたいこと」「買いたいもの」「行きたいところ」
何がきっかけで始めたのかは忘れたけれど、去年2019年に行った フランス ルーブル美術館は 2007年3月に書いたものでした。
その中で、ポッカリ開いたままの項目。
2009年 7月19日 稚内の日本最北の地の碑を見に行く
今は廃番になってしまった モンブランのボルドーのインクで書いてあった。
やっと行くことが出来ました。
10月16日（金）
この数日間だけ 羽田からの直行便が飛ぶという事もあり、満席。
飛行機に乗る前に 朝ごはん兼、昼ご飯。
着陸直前 強風で揺れましたが、無事 稚内到着。
早速 長年の夢の実現に向かおうかと思ったら・・・
到着口に 旅行会社の団体さんの看板「2020年最後 2泊3日 稚内・利尻・礼文ツアー」を持った方が言っている。
「みなさ～ん。バスのトランクに上着は入れないでくださいね～。これから行く 宗谷岬は風が強くて寒いですからね～」
なんですと！？ この方々 皆これから宗谷岬に行くの？？
こりゃダメだ・・・。大混雑だわ。
という事で、予定を急遽変更。
レンタカーを 稚内市内方面に向けました。
しかし、北海道で借りる Vitz は いつも乗りやすい。
4WD 1300cc の北海道仕様車。
埼玉で乗ってる 2WD 1000cc の Vitzとは エライ違い（笑）
まずは、日本最北端で御朱印がもらえる 北門神社で旅の無事をお願い。
次に 何かの本で見た 「氷雪の門」
結構シビアなモニュメントです。
すぐ横には 九人の乙女の碑もあります。
こういう事があって、今の日本があるんだなと 考えさせられます。
氷雪の門は高台にあるので、稚内駅周辺が良く見えます。
2日間 お世話になるホテルが ど真ん中に真っ白に見えました。
高台を降りて、稚内灯台を見てから ホテルチェックイン。
部屋からは 良い夕景。
さて、晩御飯は決めてた セイコーマートの かつ丼。
函館の感覚で、目についたセイコーマートに車を入れる。
あれ？？ ホットシェフの文字が無い。。
参ったなぁ・・・
気を取り直して 次のセイコーマートに。
あれ？？ ここも無いの？？
2件も空振り。
さすがに お店の人に 一番近いホットシェフがあるセイコーマートを聞いてしまった。
3件目。 ホットシェフの看板。
ルンルンで入店したけれど・・・ かつ丼と ベーコンおかか、目当てが両方とも無い。
ガックリ・・・。
とんかつ弁当と、チーズおかか があったので、それと ポテチを買ってホテルに戻って食べました。
そこからは早々に食べて、ポテチ食べながら ウォークマンを聴きながら ゴロ寝。
翌日 17日。
朝 早々に 今回の最大目的 日本最北端 宗谷岬。
快調にドライブを楽しみ、誰もいない宗谷岬 到着。
意外に あっけなかった。
超晴天だったので、ロシアも見えた。
横には間宮林蔵の像も。
ただ、強風で めちゃんこ寒かったから 早々に車に戻って、お昼ごはん。
せっかく稚内まで来たんだから、利尻・礼文のバフンウニ丼ぐらいは食べたい。
お店に行ってみた。
あれ？？
うに丼の文字が消されてる・・・。
お店の人に聞いてみる。
すると・・・
「ウニは先月で終わってますよ～。東京のお寿司屋さんだったらあると思いますよ」
なんですと・・・。
東京でボッタくりみたいな価格では食べる気は さらさら無い。
お店の人は海鮮丼を勧めてくるけれど、なんちゃって道民の私は カニとかイカとかイクラとか 稚内で食べる気は無い。
あ、ホタテあるかな？
聞いてきたら 単品でお刺身あるらしい。
お店の人は勘づいたらしい。これは道民っぽい（違うけど）
タコがあると勧めてきた。
種類を聞いたら マダコ。 頂こう。
結局 定食ではなく、全部単品にしました。
ご飯（小）
ホッケのツミレ入り味噌汁
ホタテの刺身
タコの刺身
これだけ食べて1000円ちょっとは安かった。感謝。
その後、利尻富士と礼文島を見ながら走れる道を ドライブ。
紅葉も見ながら ひたすら走り、いったん土曜競馬を見にホテルへ戻る。
夕方、2日連続のセイコーマートへ車で買い出し。
もちろん目当ては かつ丼と ベーコンおかか。
両方GET
テンション上がる。
この かつ丼 500円でこのクオリティーは最強だと思う。
本日 稚内空港で塩ラーメンを食べて羽田にリターン。
空港からも 強風を生かした風力発電が良く見えました。
稚内では いたるところにありましたね。
定刻で羽田に着けば、 無敗の三冠牝馬がかかっている「秋華賞」が見られる。
羽田には着いたけれど・・・
なんと どえらく遠い場所に到着。
バス移動。
今日も満席で 私は後方に乗っていたから、最終バス。
秋華賞 発走しちゃうよ・・・。
手荷物受取場に着いたときに 秋華賞 発走。
ギリギリ間に合った（笑）
もちろん デアリングタクトに勝っては欲しいけれど、それ以上に全馬 無事に帰ってきてほしい。
学生の時、馬術部員はJRAに土日バイトに行って 部費に充てていた。
ある秋のG1レース。
人気馬で 優勝も見えていて、鞍上は天才ジョッキーで。
みんなが勝つと思っていた。
レースを終わった馬が帰ってくるところで掃除のバイトをしていて、その人気馬が勝って帰ってくると思っていた。
でも 帰ってこなかった。
4コーナー前で競争中止。
関係者が号泣してて・・・。
1998年 今でも「沈黙の日曜日」と呼ばれている あの日の事が忘れられないから 無事に走ってくれればと思いながら競馬を見ています。
馬は賢い動物だから、一生懸命走ったあと、周りの人の雰囲気で 褒められてるとか、解っているんだよね。
だから、一生懸命走っても 周りの雰囲気でダメだったって察して 胃潰瘍になっちゃったりする。
で、荷物そっちのけでガン見した秋華賞。
デアリングタクト 史上初 無敗の三冠牝馬になりました。
（アーモンドアイも三冠牝馬だけれど、無敗ではなかった）
手荷物受取場で 拍手することも出来ないので、地味に一人ガッツポーズしてました（笑）
来週は菊花賞。
ディープインパクト以来の無敗の三冠馬 コントレイル誕生するか 楽しみです。
埼玉に無事帰って、11年越しの 行きたいところ 完了のチェックを入れました。
今日は少し いい気分です。
