8月1日 夜勤明けで紋別へ。
オホーツク・・・実は初めて。
小学生ぐらいの時にやった ファミコンで「オホーツクに消ゆ」っていう北海道連続殺人のソフトの影響もあり、なんとなく怖いイメージが有り、足が遠のいてました。
が、結論「もっと早く来ていればよかった」
とにかく良い所でした。
オホーツク紋別空港
1日1便。 羽田の往復のみ。
地域の医療を支えている お医者さんが約40名ほど、東京や横浜から空路で通われているということは知っていました。
知ったきっかけは、コロナ禍で搭乗客が激減し、1日1便だけの東京路線も維持が厳しい状態になった時に、飛行機のマイレージを貯めている人に紋別便に搭乗してもらおうと、紋別市が頑張った「紋別タッチ」のニュース。
羽田から紋別に飛行機で着て、折り返し便ですぐ戻る方向けに、ステッカーやＴシャツ、お弁当を渡していました。
今は規模は縮小しているようでしたが、空港の中には「紋別タッチ」の取り組みが残っていました。
何とか路線を維持しようと地元の方の一所懸命さが「手作り感」からも伝わってきました。
空港で、レンタカーを借り、紋別市内へ。
夜勤明けだったので、市内までの移動に留めました。
飛行機が着陸する直前に見えた「カニの爪」＆「道の駅」
思いの外 早く市内に着いてしまい、チェックインまで時間があったので、寄ってみた「神社」
御朱印にも「ホタテ」（笑）
晩御飯を調達しようと、駐車場の広いスーパーに車を止めたら、目に入った「モスバーガー」
24時間以上 ご飯を食べていなかったので、ポテトぐらい食べようかな・・・と入店
入店したら、手作り感満載の期間限定バーガーの宣伝。
注文しちゃった・・・。
スーパーで軽めの晩御飯を調達し、ホテルにチェックイン
涼しさを求めて 道東オホーツクに来たのですが、まさかの日中30℃
暑いし、眠いしで、部屋のエアコンをつけようと思ったら・・・。
北海道あるある 「全館調整」20℃設定
出た！
久々だわ～～～
夏でも冬でも「20℃」固定
ONにしたら とにかく部屋は20℃
空調つけないと暑いし、つけたら寒いし・・・。
結局 空調はつけました。
が、20℃は寒いので、厚めのTシャツに「館内の温泉に行く用の半纏」みたいのを着て、重ね着で布団で爆睡。
2日目 8月2日
今回お世話になったホテルは「紋別セントラルホテル」
朝食が大人気のホテルらしいのですが、この日は 食べたいものがあったので朝食は「最終日の1日のみ」にしてました。
目指すは紋別市のお隣「興部町」
この日も30℃。
30分ほどで おこっぺアイスに到着
早速 コーンカップのソフトクリームを注文。
お店の外に出て 食べようと思ったら、ソフトクリームに異変が・・・。
みるみるうちに 溶けていく！
どうやらこの地方のソフトクリームは「ソフト」過ぎるらしく、暑さ耐性が無いみたい。
あわてて食べたけれど、結局1/3は牛乳状態となり、地面に吸われていきました（涙）
携帯ウェットティッシュを持っていたので、牛乳まみれと化した左手を暫定的に拭き、近くの「道の駅おこっぺ」で手を洗う事態になりました・・・。
その後、今回の最大のお目当て「ホタテ丼」を食べにお店へ。
1人前用のお刺身の盛り合わせも注文
開店と同時に入店したので、まだ他のお客さんもいなかったので、お店のご主人（私より若いかもしれない）に、いろいろ興部の事、ホタテ丼の食べられる時期、どうしてこの値段で提供できるのか 等、教えていただきました。
私が、道南ということもあり、道東オホーツク地方の「ホタテ」の事を丁寧に教えてくれました。
さすが、紋別同様 ふるさと納税返礼品に「ほたて」を出すだけのことはある。
優しいご主人に感謝。
その後、車で15分程のところにある「ノースプレインファーム」へ。
ここでもソフトクリームを注文・・・
が、さっきの「速攻で牛乳化現象」が頭をよぎり、「カップ」にしました。
カップにしてよかった・・・
ここでも「速攻で牛乳化現象」は起きました・・・。
やはり、最高気温25℃がノーマルな地域用の調合のようだ。
せっかくの「牛ワールド」
放牧地 一面の「ごま塩状態」の牛世界を見られる・・・はずだったのですが、この暑さで牛は放牧せず、みんな牛舎の中。
かわりに大量の「牧草ロール」を見ることとなりました・・・。
興部町から紋別市を通り越して、せっかくなので「サロマ湖」を見に行ってみました。
サロマ湖が見渡せる 展望台に行こうと、途中まで車を走らせたのですが・・・
明らかに（というか絶対いる）熊が出そうな 未舗装の砂利道になってきてしまったので、途中で勇気ある撤退。
見渡せはしないけれど、まあまあ見られるところで、一応サロマ湖を見ました。
宿に戻って、晩御飯どうしようかな～～と考えていたところに、部屋にあった「ホテルおすすめ 周辺飲食店マップ」
イタリアンのお店があったので、飛び込みで行ってみました。
「quattro」
今日のカルパッチョ
おすすめパスタ
チーズの盛り合わせ
マスターがとても気さくな方で、話が弾んでしまいました。
その後、常連さんの女性が1名来られて、カウンター席で並んで いろいろ紋別の事を教えていただきました。
常連の女性からは、ここのお店のおすすめだという「ひよこ豆のトマト煮」を分けていただきました。
開店（17:30）から1時間後ぐらいにはお店は満席となり、平日でも人気のお店のようです。
味はもちろん大満足。
お会計を済ませて、帰り際。
満席でお忙しいのにお店の入り口までマスターがお見送りをしてくださいました。
本当に、また伺いたいお店です。
マスターから、先日取材された「旅サラダ」が放映されて、Youtubeにもあがっているので時間があれば是非 とお聞きしたので、ホテルの部屋に帰ってから見てみました。
動画を見ていて、気が付いたことがあったんです。
たった2日しか紋別近辺には居ないけれど、旅行客である私に 皆さんすごく親切にしてくださるので、オホーツクって居心地いいな・・・とは思っていたんです。
なんとなく、理由がわかった気がします。
みなさん地元が大好きだから、「オホーツクに来てくれてありがとう」って接して頂いていたのかなって。
函館や札幌のように、観光資源が豊富ってわけではないとは思うのですが、それ以上に「また来たい」って思わせてくれる雰囲気があるから、街全体に活気があるんですよね。
ふるさと納税 日本一になったのも、日本中の人に「ホタテ」で笑顔を届けたいっていう気持ちが伝わったからじゃないかな。
できる範囲で、皆さん一所懸命 頑張っているから出来た風土のように感じました。
見習いたい姿勢です。
埼玉（一応都会）の家じゃ、隣近所の人も誰だかよくわからない家族が引っ越して来て、普段のあいさつすら無い状態なのに（涙）
東京砂漠・・・とはよく言ったものだ。
最終日 8月3日
ホテルの朝食バイキング
やはり評判以上（笑）
おこっぺ牛乳 飲み放題
ホタテの刺身 食べ放題
ホタテのたたき（炙り焼き）食べ放題
おこっぺヨーグルト 食べ放題
これは おかしい・・・。
サービス精神が 度を越している（笑）
でも、牛乳コーナーに書いてありました
「オホーツクのしあわせを、おすそわけ。」
この地方の方々は、本当にこう思っていらっしゃるんです。
最後のレンタカーの返却の時にも感じました。
12時返却予定だったのですが、外は あいにくの雨。
行く場所もなく、10:30には空港に着いてしまって。
レンタカー返却の駐車場に車を止めて しばし待っていたんです。
業務は11時からにもかかわらず、気が付いてくださって、駐車場まで傘を持って迎えに来て頂いて、返却手続きを笑顔で対応してくれたんです。
最後まで 素敵な方々に会えた旅だったな・・・と。
紋別・興部
本当に素敵な場所でした。
もう少し 涼しいときに（雪の時は遠慮します） 必ずまた行こうと思います。
7月はラベンダーが見られますって言っていたっけ。
（8月はラベンダー刈り取り終了後でした）
幸せな気分は 約2時間後、灼熱の羽田空港で吹っ飛んでしまいました・・・。
暑い（涙）
そして都会の人は冷たい（涙）
南浦和駅には 知らないポケモンのスタンプが設置してました
一気に都会の無機質さを痛感。
明日から また都会に揉まれます・・・。
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