「救出された輪島塗」をお迎えすることにしました。。

 今パターンは連休ではなく、1日だけ休みなので家に引きこもって掃除や片付け。

 たまたま見つけた「輪島塗箸

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 田谷漆器店のグラデーションが綺麗なお箸。
 去年、物産展で見つけて 今使っている箸の次に使おうと購入していた物でした。

 田谷漆器店・・・
 今回の地震で どうなっているんだろう・・・。

 気になって ホームページを見てみました。

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 店舗は全壊。
 朝市通り近くに建設中だったギャラリーは全焼。

 言葉を失いましたが、クラウドファンディング実施中とのことで、内容を見てみました。

 震災を免れて、救出された輪島塗に「震災を免れた輪島塗であることの証明のロゴマーク」を入れて販売するとの事。

 こういう支援の仕方が良いな・・・と考えていたところだったので、申し込みしました。

 私には災害ボランティアのスキルも無いし、出来ることはすごく限られています。
 
 ただ、「日本○○〇」みたいな団体に、とりあえず「募金」っていうのはやらない事にしています。
 
 きっかけは「東日本大震災」
 職場でも、街中でも募金をしました。

 「義援金」になるって聞いたから。
 当時、すごい額の義援金が集まったはずなんです。
 
 でも、4年ほど経って仙台の「閖上地区」に行った時の事。
 仮設の市場でご飯を食べたときに 地元の方から伺った言葉が忘れられなくて。
 
 「直接 現地に来てくれて、ご飯食べていってくれてありがとう」って。
 その時、すごい衝撃を受けたんですよね。
 ご飯っていっても定食 800円。
 でも、すごく感謝して頂いて。

 あれだけの義援金が その当時、被災者の方々に届いていない・・・というのは容易に理解できた。
 閖上地区も 整地が終わったばかりで、見渡す限りのまっさらな土地。
 
 結局 あれだけ集まった義援金の明細は判らないまま。
 「金額だけ」の支援って何だろう・・・
 

 それ以降、ちゃんと自分の寄付が「何に使われるのか」わかる支援をしたいと思うようになりました。

 熊本地震の時は、落ち着いたころに熊本に行って「熊本城復興城主」寄付をしてみたり。
 西日本豪雨の時は、その土地の「紅茶」を買ったり。

 数年たって、落ち着いたころに現地に行って買い物や食事でも良いと思うんです。
 で、単発じゃなくて細く長くで 続けることが大事じゃないかな・・・とも思っています。

 熊本城もまだまだ石垣は直って無いし、東日本大震災で被害を受けた地域だって元の生活には戻って無い。
 現地に行って、買い物等、自分の出来る範囲の金額を直接届ける仕方が 私の考えには合致しているようです。

 能登も 落ち着いたら、ぜひ行ってみようと思います。
 

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